
おさづけとは簡単に言うと,親神様が我々人間に人助けをするために授けて下さった人助けの方法です。明治7(1874)年に教祖が4人の人間にさづけの理を渡されたのが始まりです。
このおさづけにはいろいろな種類があります。
扇のさづけ
肥のさづけ
息のさづけ
じきもつのさづけ
水のさづけ
あしきはらいのさづけ(手振りのさづけ)
かんろだいのさづけ
なぜるさづけ
これらはそれぞれ,別々の働きがあります。例えば,肥のさづけは農作物に作用して,肥料を与えなくても実りが期待できるというものです。しかし,これらのさづけを悪用する人々が出てきたそうです。ですから,むやみに授けて頂くことがなくなりました。
現在私たちが頂けるのは,「あしきはらいのさづけ(手振りのさづけ)」だけです。これは,お手振りをすることで人間の病気やけがを治したり,よい方向に導いたりするというものです。自分の病気ではなく,相手の病気を治すのです。ですから,悪用ができませんね。人救けをすることには非常に役立ちます。現在,「おさづけ」と呼ばれているのは,この手振りのさづけのことです。
「本当に手振りで病気が治るの?」と思われるかも知れません。天理教を信仰する人の中にも,「おさづけは効く」と語る人もいれば「おさづけは効かない」という人もいます。「親神様が人間に病気という形で何かを伝えているのだから,親神様がそんなに簡単に病気を治して下さるはずがない。」という話も聞きました。でも,このおさづけで救けられた人はとてもたくさんいるのが事実です。私は,おさづけはすごい御守護があると思います。どんな病状にだって御守護を頂けますよ。ですから,病気やけがで苦しんでいる方は,ぜひおさづけを取り次いでもらって下さい。きっと現状よりはよくなるはずです。
おさづけの理は「よふぼく」であればみんな頂いています。よふぼくはみんなおさづけの手振りをして人を救けることができるのです。よふぼくは,親神様と病気の人の仲立ちをする役目ですので,「私のおさづけは効かないから・・・」ということはありません。みんな効きます。
よふぼくになっておさづけの理を頂くには,別席という90分程度のお話を9回聞かなくてはなりません。これは通常,1ヶ月に1回しか聞くことができませんが,例外もあります(例えば,修養科では3ヶ月間で9回聞くことができます)。別席を9回聞いたら「満席」と言います。満席になったら,教祖殿奥の本席におられる真柱様から直接おさづけの理を頂き,最後に仮席というお話を聞いて,晴れてよふぼくとなります。よふぼくになったら,おさづけで人救けができます。
よふぼくになった日を,「生きながらに生まれ変わった日」と表現することがあります。人救けに生きるための第一歩ですから,新しい誕生日とも言えると思います。おさづけの理を拝戴(はいたい)した日はしっかりと覚えておくといいですね。まだよふぼくでない方は,ぜひよふぼくになってください。人生観が変わりますよ。